23歳(女)が今更K-POPオタクになった話②
前回は高校を卒業したところで終わっていたので、続きをお話ししようと思います。
私はその後大学に進学しました。
相変わらずゆるーく人気曲を聴き続けてはいたものの、オタクと呼べるほどハマることもない毎日でした。
しかし大学4年の夏、私に変化が訪れました。今更です。
その変化とはずばり、「produce x 101」でございます。この出会いが私を狂わせることになります。
YouTubeとは罪なものです。おすすめ動画に関連動画が登場し、何気なく視聴。気づけば虜になっていました。
始まりは「めちゃくちゃかわいい顔の子いるな…」
そんな感じでした。(まあそんなもん)
残念ながら1話から見ることができず出遅れた私ですが、みるみるうちにハマっていきました。いつもなら「最初から見られなかったからもういいか」と見る気力を失うのが私の王道パターンですが、なぜかそのときは上がっている動画を探し出して血眼になって見ていました。
ドラマやサバイバル番組などを継続して見続けることが苦手な私でさえハマるプデュ。この面白さが多くの人に響いたからシリーズ化されているんだろうな…と勝手に感嘆していました。
ここで私を含め多くの人を虜にしたプデュの魅力について語りたいところですが、それはまた次の機会にすることにします。
なんといっても今私がここで伝えたいのは、「アイドルを推す理由」についてです。婦デュのときも感じ、今の推しグループに対しても感じているアイドルを推す理由を、私なりの独自見解でお話ししたいと思います。
①ビジュアルが最高にいい
「うわ、結局顔かよ…」と思ったそこのあなた、そりゃそうですとも。
推しているうちにパフォーマンスやその人の内面を垣間見て気持ちが深まる、というのは当然の感情なのかなと思いますが、やっぱり最初はビジュアルに惹かれますよね?ね??(圧)
言ってしまえば会ったこともない人の内面など分かりません。会ったことのある人でも100%理解できないものです。となるとファンになる入り口はやはり顔です。顔から好きになったというとなんだか悪いイメージに捉えられがちですが、当然のことだと思います。
私は日本人ですが、日本人のイケメンの顔よりも韓国人イケメンの顔の方が本能的に刺さりました。なぜか。ここでジャニーズを始め日本のアイドルにハマるのか、韓国のアイドルにハマるのかが分かれていると思います。
②努力する姿が刺さる
これはプデュがまさにこの心理を利用してファンを獲得していると言えます。
プデュを知らない方のために超簡単に説明すると、事務所の練習生・芸能活動はしていたがアイドルの経験はない人・アイドルを夢見る一般人が、共同生活をしながら与えられた課題をこなしデビューを目指すというものです。
練習生同士でも実力の差があったり、やりたいポジションがあっても実力不足でそのポジションになれなかったり、苦手がなかなか克服できなかったり…そういった姿が映し出されます。それでも自分の夢のために、時には仲間の力も借りながら必死で努力しているその姿に胸をうたれます。
そんな姿を見てしまうと「この子かわいい~かっこいい~」から推し始めたはずが、気付けば「君の全てを愛す。」というバカ重感情へといつしか変わってしまったという人も多いのではないでしょうか。
これもアイドルを推す一つの醍醐味です。
③パフォーマンスがいい
そしてなんと言っても素晴らしいのがパフォーマンス!
韓国のアイドルはパフォーマンス上の役割として、ダンス・ボーカル・ラップの3種類に分けられることが多いと思います。3人で活動しているアイドルはほとんどいないので、どのグループにも同じ役割を担うメンバーが複数いることになります。その中で、アイドルとして生き抜いていくには、自分自身のスタイルを確立して貫いていくことが重要視されているのではないかと思います。
同じボーカルであっても勿論声や表現の仕方などは違っていて、ダンスやラップにも同じことが言えます。この「個性」こそが生き抜いていくのに必要だと考えられます。「○○は○○より上手い」そういった基準ではなく、「○○のここが唯一無二だ」という評価こそが価値ある評価だと思います。
アイドル自身もその唯一無二を目指しているため、一つのグループの中でも様々な色があり見ていて飽きさせないパフォーマンスが作り上げられていると感じています。
他にも様々な魅力があるのですが、長くなりすぎるのでこのあたりで今回は締めようと思います。
私が今更ながらK-POPオタクになったいきさつ、理解していただけたでしょうか。
もう既にオタクな方にも、そうでない方にも、少しでも魅力が伝われば幸いです。
(おわり)